歯科用CTについて

 当院では、2009年に歯科用CTを導入いたしました。歯科用CTというのは、歯科に特化したCT(computed tomography)で、医科用CTに比べて、被曝量が少ない、細部までの分析が可能である(0.1mmオーダーでの診断が可能)、座ったままで撮影できるので閉塞感がない、などの利点があります。  


当院の歯科用CT装置
朝日レントゲン工業の「AUGE(オージェ)」

矯正歯科治療とCT

 従来のX線写真で得られる情報は二次元の平面的なものでしたが、歯科用CTでは、短時間で三次元画像を構築できるので、より正確な多くの情報が得られることになりました。 そのため、矯正歯科治療を始めるにあたって、たとえば、骨の中に埋もれて生えてこない歯(埋伏歯)の位置を確認したり、歯周病の患者さんの歯槽骨の状態の確認などを正確に行うことができ、これらの情報は治療方針を立てる上で重要になります。



  また、実際に矯正歯科治療が始まって歯の移動を行う際、より適切で安全な治療を行うことができます。歯の排列に当たっては、歯槽骨の中にしっかり歯の根を移動させる必要があります。無理な排列によって歯根が吸収したり、歯肉退縮や歯根が露出したりすることがないように必要に応じて確認を行っています。
 さらに、当院では、機能的な咬み合わせを確立するために、顎関節の調和を優先させた治療をこころがけています。そのため、顎関節部のCT撮影は実際に目で見えない顎関節の状態を知る上で非常に有用な手段となっています。
 また、矯正歯科治療のためだけでなく、顎関節症の患者さんや重度の歯周病の患者さんなどに対しても、他院からの依頼を受けてCT検査を行っています。

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