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歯科矯正治療とむし歯について

 この夏で、宮の森矯正歯科クリニックは開院6周年を迎えます。開院当初より、私たちは歯科矯正治療を行うことによって、きれいな歯並びと正しいかみ合わせ、そしてバランスのとれた美しい顔貌と笑顔が得られるようにとの目標に加えて、矯正治療後もずっと健康な自分の歯を維持することができるように、患者さんとともにがんばっていきたいという願いをもって診療を行ってきました。お子さまが矯正治療を始めるにあたって、「むし歯にならないでしょうか。」というご質問をよくうけます。矯正治療のほとんどの場合、お口の中に装置が入りますし、自分では取り外しのできない固定式の装置を使うことも多いです。それによって、歯に汚れがつきやすくなったり、歯磨きが難しくなったりすることは当然起こってきます。ところが、患者さんにとっては、矯正治療の開始時期は、口の中や歯に関心を持っていてくれる時でもあり、今後の歯磨き習慣をつける良い機会でもあるのです。そのため、私たちのブラッシング指導も行いやすくなっています。また、私たちスタッフが、ご来院時に徹底的に歯のクリーニングを行うことによって、口の中の爽快感を感じ取っていただき、ご家庭でのブラッシングの目標としていただきたいと考えています。このような定期的な歯のクリーニングおよび歯質強化のためのフッ素塗布はむし歯予防に確実につながっていっています。矯正治療が始まったことによって、むし歯の治療に通うことがなくなったという患者さんがほとんどです。一方、大人の患者さんの場合には、歯周病という問題があります。すでに、歯周病によって歯が大きく移動してしまったり、もともと歯並びが悪くて、重度の歯周病になってしまったというような方も、歯科矯正治療を行うことによって、歯磨きのしやすい状態となり、歯の寿命を延ばすことになります。矯正治療をはじめられた大人の方は、特に、歯に対する意識が高くなり、口の中のお手入れが非常に上手になり、歯と歯肉の状態が改善されたケースを多く体験しています。矯正歯科治療は患者さんの協力なしでは成功しないものでありますし、今後も患者さんと一緒にお口の健康を築いていければと願っています。

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