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「日本臨床矯正歯科医会」について

 皆さんは「日本臨床矯正歯科医会」をご存知でしょうか。矯正歯科を専従とした矯正歯科医の団体で、最近はマスコミにも取り上げられる機会が多くなってきました。
昨年より、私はこの会の広報委員を拝命し、月に一回の東京での委員会に出かけています。そのため、患者の皆様には委員会前後に診療時間が短くなり、ご迷惑をおかけしていますことをお詫び申し上げます。ただ、この委員会では全国各地から矯正歯科医が集まり、矯正歯科についての話し合いが持たれ、私自身のネットワークも広がり勉強になることが多く診療にも大いに役立っています。
また、この会の大会や例会では、スタッフプログラムも充実し、特に歯科衛生士の研修には優れています。今年の三月の例会には、当院のスタッフも参加いたしました。今回は歯科衛生士の高田より、簡単な報告をさせていただきます。

 こんにちは、当院の歯科衛生士の高田です。この度、日本臨床矯正歯科医会の例会に出席のため東京に行ってきましたので、ここに報告いたします。
二日間の滞在でしたが、一日目はドクタープログラムでしたので、当院の歯科衛生士の松本と二人で鎌倉まで観光に行ってきました。鎌倉駅から江ノ電に乗り、長谷寺と大仏様、さらに江ノ島まで足を伸ばしてきました。梅の花が咲き始めたところで、一足先に春を感じてきました。
二日目には、例会での講演といくつかのスタッフプログラムに参加しました。その中のひとつに、虫歯予防に対するディスカッションがあり、他の医院のスタッフの方々と、各医院で実際に行っている取り組みとその効果などの情報交換をいたしました。患者さんの口腔内の状態(虫歯菌の量や唾液量など)を把握し、それぞれにあった歯磨きの指導とフッ化物の使用が重要なことを再認識しました。これからも、患者さんがきれいな歯並びとともにいつまでも虫歯のない健康な歯を維持していく手助けができるよう、私たちも頑張っていきたいと思います。

 私が大学を卒業した二十数年前は、矯正歯科医の数はまだ少なく、矯正歯科専門医院も少なかったため、卒後に勤務していました大阪大学歯学部附属病院の矯正科では、治療を希望される患者さんは開始するまでに数年も待っていただくといった状況でした。これは、大学病院や数少ない矯正歯科医に患者さんが集中していたということで、私たちもあわただしく日々の診療を行っていたことをおぼえています。

 その後、全国的に矯正歯科医も矯正歯科治療を行なう医院の数も増えて、私たちは以前より余裕を持って診療ができるようになりました。それに加えて、矯正歯科学の目覚しい進歩もあり、治療の質は非常に向上してきたように感じております。

 そのひとつに、いわゆる矯正歯科的な治療(歯並びや咬み合わせを整える)に加えて歯の健康を保つことにも注意が注がれるようになってきました。当院でも来院された患者様に対して、ブラッシング指導や口腔清掃の徹底、フッ素塗布、食事指導など口腔衛生面の充実をはかって参りました。また、口腔悪習癖の改善や正しい呼吸と姿勢の獲得といった機能的な訓練も必要に応じて行なっております。骨格的な不調和のある患者様に対して行なう手術を伴った外科的矯正歯科治療も保険診療となったこともあり、かなり普及してきました。その他、歯周病の予防やより良い補綴処置(入れ歯やブリッジなど)をするための前準備としての歯の移動といったことにまで治療の幅は広がっています。

 私たちは、ただ単に歯並びと咬み合わせを整えるだけでなく、矯正歯科治療終了後も一生、機能的にも審美的にも満足のいける口腔状態を維持できるようにとの目標をもって、治療を提供しています。そして、患者さんには、一生きれいな歯並びと引き締まった口元、素敵な笑顔を維持できるよう、私たちと同じ気持ちで治療に望んでいただきたいと願っています。

 当院では矯正歯科相談は無料で行っております。お気軽にご相談ください。

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